ほてる、という言葉。

いまは「恋してる？」「色っぽいね」みたいなニュアンスが強いですが、本来はただの生理現象です走ったあとでも、湯上がりでも、普通に火照ります

なのに、これを恋と結びつけたのが平安の人々

さすがロマンの名手たちです⭐️✨

当時の恋文には、「身も心も　思ひのままに　焦れわびて　逢ふ夜をぞ待つ」と表現があって、

火照り＝恋の症状として描かれていました❤️‍❤️‍
 

体温まで恋に乗せてしまうなんて、じわっと可愛い発想ですよね。

医学的には火照りと恋は無関係ですが、

そこに情の熱を感じてしまうのが、人の面白いところ。

そして私はというと誰かと向き合う時間のなかで、

ふいに首筋があたたまる瞬間があります。

生理現象か恋の予兆か、境目は曖昧のほうが、ロマンチックな気がする

今夜はその熱を胸に眠ることとします。

いつも日記を読んでくれてありがとうございます

あいうえお日記「ほ」から始まる日記でした〜

今度こそおやすみなさい

沢村ゆきな